2019-12-17から1日間の記事一覧

詩ー21

君の庭に花を咲かせよう バラにあざみ、デイジーにたんぽぽ 世界はこんなにも汚いからワイシャツにネクタイを締めて 鏡に映る泣きっ面の彼に こんにちはと言おう 世界はこんなにも無慈悲だから泣き濡れて腐っちまった僕らの道に 轍を残そう、少しでも 世界は…

虐待二次被害:私の人格を殺した、『すべての』虐待者たち。

他人の不幸や苦痛を増大させることに喜びを感じ、他人を嘲笑し蹴落とし、しかも自分がそこまで成り下がるに至った理由を自分自身ですら理解できていない者ほど、低成長で救いようのない者はいない。虐待者とは、虐待二次加担者とは(虐待賛同者といっても良…

詩ー20

気をつけなさい あなたの苦痛を鼻で笑う雄の駱駝 あなたがどのような人間であるかを決めつけ悦に入る聖女 あなたの深い沈黙を知恵遅れと見なす黒縁眼鏡の理化学者 あなたのその豊かな 迷路のような黄金の旧市街を 役に立たぬものだと壊しにかかる野蛮人の大…

詩ー19

鉤鼻の商人は両手を擦り合わせしたり顔で言う、 お蔭様で商売繁盛ですと 商人はパンとワインを奪い それぞれをカネとありったけの高慢とに交換する その鼻は苦悩と不幸を嗅ぎつける力に長け 病める者傷つきし者を引っ掛け、突き、騙し 彼らの生身に喰らいつ…

詩ー18

この世には少なくとも二種類の注目すべき生き物がいる ひとつは空に虹を掛け蓮華草(※)や霞草をあなたの夢に咲かす儚く小さな ひと もうひとつはあなたの生き血を吸い屍間際のあなたをほくそ笑み生活の糧とする 醜き肉の塊。 (※)レンゲソウの花言葉は『Yo…

詩ー17

我らの愛は 二番煎じの 口約束 我らは何ひとつとて 野の百合、空の鳥にすら及ばない 私はもう 貴方様が描かれたようには 思い煩ってはいない ただただ この独房のなかで 灰になるその日を 待ちわびている 扉は閉めた だから宇宙さえ 遠い彼方で丸くなった …