2019-12-26から1日間の記事一覧

詩-26 さよなら世界

あなたの砦のなかでは 私だって他の誰だって幸せになどなれない その足を退けて、 私の黒いドレスの裾を踏まないで頂戴 あなたはとても退屈 自分で自分に がんじがらめ 空のきらめきに涙したことすらないようね 誰かが靴の紐を結んで歩もうとするとき あなた…

詩-25 天馬

辻馬車にせよ競走馬にせよ つまるところお前は 天に向かい 駆けたいのだな? あの白と銀の雲の間(ま)を縫って 青い空のそのまた向こう 光り輝く奇跡の小凱旋門に到着し 挨拶をしたいのだな? お前は 身軽な衣を着た なんと可愛らしい少年だろう その衣のよ…

降誕祭から復活大祭へ

洗礼を受けて1年と5か月。 私は23日とクリスマス・イヴに、生まれて初めて神に悪態をついた。 なぜ私だけがこんなに酷い目に遭うのか、神なんていやしない、いたとしても私のことなんて気にかけてもいない、と。 降誕祭当日。 不思議なことが起きた。 私は…