2020-01-05から1日間の記事一覧

詩-44

僕はときどき いや 結構頻繁に 噓をつく 冬の穴倉で 毛布の角を噛みながら 死を望み 泣いているのに 君にはきっと春が訪れますよと 悩み深き少女に対し にわか詐欺師のように微笑する 黒のベロアの帽子を つばが鼻頭に当たるまで深く被り つり目を隠しておき…

詩-43

私は心のなかで 小さくちょこんと跪き 手のひらを重ねて 少し不安を感じながら 微笑んで待ちます 待つことは とても大切です そして 受けることは 新たなる門出であり 問いであり 段階であり 喜びと癒しなのです。