2020-02-06から1日間の記事一覧

詩-102

私はかごのなかにいる こうして四角い空間のなかにいる 時折 遠い昔の冬景色が流れ込むけれど 雪にも 窓辺に飾られた花にも 瞳は生き返ることがなく 私はこの空間で もはや誰も何も待たない バスや電車すら待たないのだ なぜなら行き先すらないのだから これ…