2020-06-06から1日間の記事一覧

詩-148 即興永久宣言

君の声がなくたって あなたの言葉が蔑んだって 誰が誰でなくなったってわたしは僕は ここにいる 近未来カプセルのなか 船室のような 孤独な書斎のなか わたしは僕は 大昔にそうであったように わたしとして僕として 本物で ここにいる。

詩-147

その木は言う、私に言う 千年経っても 見えるもの見えないもの 両方のすべてが見えると たとえ洪水で根こそぎ剥がされ 干ばつの日に身が裂けても 天に伸び 突き刺さって 諦めることなく すべてを見 すべてを感じると だから約束したまえと 木は言う、この私…

詩-146 赤い涙

私は流す 赤い涙を流す 血生臭い ただれたざくろのように 白い建物が倒壊した 煙と埃を上げて倒壊した 世界をパズルの始めに戻すかのように 数メートル先も見えぬ戦場で 太陽だけは痛くまぶしく輝く その銃口を私に向けてご覧、 たとえ片眼を失っても この景…