2020-07-19から1日間の記事一覧

詩-157

クルマから列車から 外を眺めちゃいけない 冬の雨降りの夜なんか 観察してちゃいけない記憶なんかやめて 君を消すんだ 楽になることを 時には選んで 円錐形の先っぽに向かうように 吸い込まれればいい君は誰だ、さあ誰だ その問いかけこそ 大切だ 塗り直せ、…

詩-156

馬鹿げた夜を思い出した、 馬鹿げた景色を思い出した、 馬鹿げた熱狂を思い出した、 馬鹿げた恋と僕自身を思い出した、君がまったく違う方向を見ているのは良いことだし 僕がまったく違う方向を向き始めたのも良いことだろうあの暗がりは とても美しかったけ…

今日一日の自分のための、仮定話

自分に好きな人がいたとする。 そしてその人はこちらのことを、取るに足らない未熟で幼稚な者だと考え、バカにしていたとする。 自分はそれでも構わない。 その人が最後の最後、(瀕)死の床についたとき、もし笑顔で静かにその人のもとを訪ねることができた…