詩-11

天からのお出ましなのか
地中のモグラの空咳なのか
私にはわかりませぬが

これが今日一日
私に課された仕事であるならば
私は再び恐る恐る空を見上げて
言葉を紡ぐことにいたしましょう

目玉焼きのような太陽が
あなたの空にも光を与え
澄んだ空気のなか
鳥たちが羽ばたけるよう 祈ります

秋は生まれ変わりのとき
私の心も 砕けました
あなたの面影はラミネートで封じ
昨日へおとといへと 押し返します