詩-12

《悲しみのウタツグミ》


11月の

枯れた木の幹

かさかさと

爪で触れる

雨上がりの地面には

木の葉がへばりつき

ここ 北の地の太陽は

こんなにも慈悲深く

こんなにも鋭く痛く

これほどまでに 銀色


くるくるくるくる

行ったり来たり

私は濡れそぼった羽根をばたつかせ

一軒家の裏庭の芝生に落ちる

みみずも 

人が落とした胡桃のかけらも

私の心を肥やすことは ない

なぜ 

私は

いつもここにいる

なぜ私は

舞い戻る


悲しい

嗚呼 悲しい

時にはこうして

真っすぐ鳴くと 良い

誰に何処に届かなくとも

悲しい

嗚呼、悲しい

乾かぬ羽根を

三角定規のように伸ばし

くちばしを

裂けんばかりに開き

私は求める、

瑞々しく光り輝く確信を