詩-27

皆さん
聞こえますか
私は今日 空高くに 居を構えました
宇宙と美につながる 
小さな小さな鳥の巣みたいな 秘密基地です
厚手のビロードのカーテンを閉めきった
この丸い空間では
星は羽虫のように舞い
海は爆発し
床もシーソーのように 予測がつきません
きのう
遠くで回転する太陽の神が
私に可能性をくれました
この 波立ち荒れる渦のなかで 狂う可能性を
服を引きちぎられ唾を吐きかけられても
自分自身で居続ける可能性を
だから皆さん
私を引き離してください
無限大の 孤独をください
私は敷居を跨ぎました、独りで跨ぎました
だから皆さん
私が独り占めするのを 許してください
この大海原のすべての輝きと
この夜の艶めかしさと
この暗闇のもたらす すべての希望の光とを。