詩-32

なあ
膿を出しちまえよ
そこで止めたら
お前は初めっから
死んでいたも同然じゃないの
なあ
お前にできることで 
お前がしたいことで
お前自身が幸せになれるなら
お前の庭には花が咲いて
空には虹がかかるってもんよ
だから創れ、創るんだ
笑って振り返ることのできる
お前だけの一瞬を
お前独りの本ならば
何度書き換えたって
誰も銃弾に倒れるわけでも
金品を奪われるわけでもないだろう
だから創れ、創りやがれ
鼻水垂らしたまんまの顔で
ダイヤモンドの原石を削ってやれ
聴衆も運も味方も 何もなくとも
輝け
輝いてやれ
体引きずり倒して
お前独りのために 輝いてやれ