碧の水に
私の疲れた瞳が
ぷかぷか ぷかぷか 浮かぶ
渦巻く流れと
いくつもの 金の気泡
体だけは 数歩も引いて
正方形の木箱に入った 退屈な世界を
ぼんやり遠くに思い浮かべる
ここにいるのか、いないのか
私には 感じ取れない
確かなのは
呼吸とともに
水が波打ち 瞳が揺れることだけ。
碧の水に
私の疲れた瞳が
ぷかぷか ぷかぷか 浮かぶ
渦巻く流れと
いくつもの 金の気泡
体だけは 数歩も引いて
正方形の木箱に入った 退屈な世界を
ぼんやり遠くに思い浮かべる
ここにいるのか、いないのか
私には 感じ取れない
確かなのは
呼吸とともに
水が波打ち 瞳が揺れることだけ。