孤立が最も安心、安全

嫌なことの真の影響というのは、数日~1週間経過してからジワジワと起こる。とても気分が悪い。  

 

幼稚園の頃からずっとそうなのだけど…、なぜ周囲の人間は、私の、この私本人の了承なしに、私にまつわる事柄を勝手に進めるのか?

 

どうして、私にひとことも尋ねもせずに、気がついたら日程が組まれていたとか、私の個人情報が第三者に流れていたとか(それも憎くて堪らない相手に!)、そんなことが起こるのか?

 

私のことをよほど馬鹿にしているのか、子ども扱いしているのだろう。

本人に聞かなくたって、適当に済ませてしまえばいい。あいつの意向なんて、知ったことではない。だからこちらの要求や仕事をとっとと済ませておけばそれでいいーー結局はそういうことなのだ。

 

幼い頃からずっとそうだった。成人になったらなったで、周りのほとんどの人間は、私をまるでカウンセラーか人生相談請負人か何かのように扱った。これは秘密にしておいてね、とか、これはAさんとBさんには内緒ね、とか、あなただから本音で言っちゃうけど、とか…。愚痴に、陰口に、秘密。まるで私はゴミ箱だった。

 

でもね。悪いけど。私はずっと思っていたよ。

あなたたちの言う秘密なんて、秘密にもならないくらいのありふれた悩み。むしろ、贅沢でありがたい悩み。

 

私は40を過ぎるまで、いじめ・虐待のことは誰にもはっきりとした形では伝えてこなかった。実家にいられなくて(※文字通り身の危険があった)、学生時代から時折ビジネスホテルを転々としていたことも、誰にも言わなかった。誰にも言わず、笑顔を取り繕い、自分にまでウソをつき、何も起きていないフリをして生きてきた。

 

なぜなら、誰も聞きたくないだろうから。いじめや虐待の話なんて聞きたがらないだろうし、こちらが勇気を振り絞って話したところで、それを受けとめてくれる人間などいないからだ。医療従事者にも絶句されるような内容も含まれているのだから、『一般人』には到底無理な相談なのだよ…。

 

実際、うかつに『カミングアウト』してしまうと、二次被害・三次被害に遭う。特にこの7年間は、医療従事者からも被害に遭った。心身ともにズタズタに傷つき、外出すらままならない状態になってしまった。

 

本当に悲しいことなのだけど、私のような立場の人間は、やはりどう考えても孤立していたほうが安全なのだ。何度試してみても結果は同じだった、それでどんどんどんどん人間不信になっていくーーもう、私はそれで良いと思っている。

 

とりわけ虐待被害者の苦しみなんて、被害経験のない一般の人々には(いじめ以上に)理解できるわけがないのだ、それはもう【普通に無理】なのだ。それで被害者はどんどんどんどん追い詰められて、孤立する。一般論が通用しない壮絶な世界で独りやっとの思いで生きてきたのに、一般論で励ましてきたり批判してきたりされては、私としてはもう逃げて逃げて孤立するしかない。それしか道はないのだ。