詩-74

病であろうと

傷であろうと

崖から落ちる一歩手前であろうと

 

灯火が死にかけているのなら

そうとわかっているのなら

今のお前のその姿で

灯火を分けてくれる人に会えば良い

 

恥じることではないのだ

お前の腕がちぎれていようが

目から血を流していようが

心がもはや腐りかけていようが

灯火を分ける人が見えるのなら

倒れ込んだ地面ごと

這いつくばっていけば良い

呻いて 爪で掻いていけば良い

 

嵐が来た

風雨が来た

稲妻がお前を 

正気に引き戻した

すべての光について行け

一本一本の光線に しがみつけ