詩-81 タイムワープ

平積みの古書に囲まれて

私は異次元、異世界に生きております

19世紀のどこかのお国から来たような

赤いじゅうたんにマホガニーの椅子

暖炉の火は太陽の代わりです

炭を火掻き棒で転がしていると

外の夕焼けごと自分が

過去と未来に飲み込まれてしまいそうで

胸の痛みと恐れが チークダンスを踊ります

 

どちらへ行こうか、何をしようか

今日の私は 家を持っておりません 

怖じ気づいてふらふらと

当座のお宿が見つかるのを 期待しています

何とかなると 良いのですが