詩-90 ノート

目の前にノートがあっても

何も書かないときがあるのです

 

初めから何もなく

つけ足すべきものもなく

罫線や方眼それ自体が

すべてあなたの生の方向であり

色であるとわかるときが

そして  

そう考えても良いのだと思いたくなるときが

往々にしてあるからです。