起こって欲しくはないと
私たちが願う事柄が
起こる
それこそがこの空間の
この時間の
味つけであり
それらが続く意義である
決断したまえ
認めたまえ
私たちの無力さを
すべての武器を手放して
その広げた腕で
すべての新しさを掴み
呼吸の仕方を 学び直すのだ
壊れたあとの
鉛色の空から
光が差すとするならば
そこから再び 始まるとするならば
君は恥じてはならない
君自身の弱さを 恥じてはならない
何もないことは
すべてを吸い込めることだ
だから力無いままで
裸足で大地の泥に へばりつきなさい。