詩-99

起こって欲しくはないと

私たちが願う事柄が

起こる

それこそがこの空間の

この時間の

味つけであり

それらが続く意義である

 

決断したまえ

認めたまえ

私たちの無力さを

 

すべての武器を手放して

その広げた腕で

すべての新しさを掴み

呼吸の仕方を 学び直すのだ

 

壊れたあとの

鉛色の空から

光が差すとするならば

そこから再び 始まるとするならば

君は恥じてはならない

君自身の弱さを 恥じてはならない

何もないことは

すべてを吸い込めることだ

だから力無いままで

裸足で大地の泥に へばりつきなさい。