詩-100

きっと私は 幼い頃から

わかっていたのだ

言葉というものが

あなたと私というものが

この景色を解読するためには必要であるということを

誰に教わるでもなく

『わかって』いたのだ

 

言葉は

時間は

散らばる孤独者たちは

愛の原材料であるはずだった

これほどの財宝を

私は 彼らは

なぜにかくもぞんざいに扱った

私はなぜに

かくも私を この私を憎んだ

 

愛のパズルは

外から見えてはならない

ひとつひとつ ピースが埋め込まれ

拡大し はみ出てゆくさまを

自分ひとりの目で 見守ればいい

そのときにこそ

自分にふさわしい言葉が見つかって

叫ぶことよりも吐息を漏らすことを

私は選ぶだろう

少なくとも 私ひとりは そのように選ぶだろう。