詩-101

あなたの衣の裾に

しがみつかせてください

こうして枕に床に しがみつくように

波は繰り返し打ち寄せてくるし

心ない風が 辺りを吹き抜けるのです

私が何をしたところで

あるいはしなかったところで

変わらぬことがあるのなら

私はこの場を棄てて

あなたにだけ頷きます

今日は空を 見たくありません

あなたは私の内にいるのだから

見上げる必要もないのです

どうかあなたのたおやかさで

私の記憶を消してください

どうぞ私を消して

あなたの懐にかくまってください。