詩-107

信じる

君の言葉を信じよう

それらはすべて

僕の世界にとって養分となり

雨粒を引き寄せ

僕を本気にする、

最初で最後の 本気の罠に陥れる

一語一文

そこに街ゆく人々の体温を見いだすように

僕の人生の点と線のわずかな隙間にすら

桜の花が咲くように

嘘ではなく 丸ごとの本当が

この場所から歩いてゆくように

もう

死んでもいいと言えるほどに

僕は君の言葉を信じて

この空と雲と初春を抱き締めて ねじり絞る

 

もうすぐ

それとも もしかしたら

雷が落ちる

雷が落ちる

 

こんな僕の終わりは

僕の始まりだ、

そして君が

その一端を担ってしまったのだ