破れた恋に 再び傷つくとき
一本の手綱を 見つめたとき
頼りない真夜中の燭台を 思い浮かべたとき
愛する練習を させてください
私はこの大空を飛び回り
貴方の生まれた街を 見下ろすでしょう
貴方がいた その日のために
光の万年筆で イエスと書き残すでしょう
信じ得ぬ事柄に
見えも聞こえもしない記録に
私はそのまま舞い降りて
小さく楽しく小鳥のように
口づけることでしょう
つながるということを 私に許して
私をまっすぐ 嘘偽りなく
貴方のもとへ向かわせてください
そしてどうか
私自身が
嘘になりませんよう
支えていてください
いつか言えますように
貴方を愛していると
ただそれだけを 言えますように。