詩-114

親愛なる私の先生

 

まあ 驚き

ゆうべの授業から一歩踏み込んでも

よろしいかしら

 

あなたの言葉をよく読み

信じるということは

その言葉をお書きになったとき

あなたがお怒りでいらっしゃったり

あるいはほくそ笑んでいらしたことを

信じることなのですね

 

ああ それとも

そのときちょうど

走らせた鉛筆の先が潰れていたり

懐からぼろ布を取り出して

派手に鼻をかんでいらしていたことを

信じたらよいのかしら

 

それともあなたが

文机の上に珈琲をこぼして

慌てて書類を除けるさまを

笑顔で信じればよいのかしら

 

いずれにしましても

私は何だか 

跳び箱を7段飛んで

いつもよりちょっと 褒められた気分です

 

今日も素敵なお時間

ありがとうございます

たぶん私は少なくとも

最初から『間違ってはいなかった』のねと

自信が持てた次第です

だから残念、

あなたの前で 大きな口を開けて

カラカラと笑えたらどんなに幸せでしょうか!