こうしてまた 日は昇り
朝がやってくる
わたしはさながらボロをまとった甲虫か
死にかけの壁の羽虫のよう
ただし 時折ペンを置くことはあっても
あなたがこしらえてくれた
この虹色の輪から出て行くことはない
わたしの魂はこちらへそちらへ
行ったり来たりを繰り返す
朝日の力で体がしぼみ 目がくらんでも
わたしはこの綱を握りしめ
かろうじて持ちこたえる毎日を生きる
それがあなたとの約束だからだ。
こうしてまた 日は昇り
朝がやってくる
わたしはさながらボロをまとった甲虫か
死にかけの壁の羽虫のよう
ただし 時折ペンを置くことはあっても
あなたがこしらえてくれた
この虹色の輪から出て行くことはない
わたしの魂はこちらへそちらへ
行ったり来たりを繰り返す
朝日の力で体がしぼみ 目がくらんでも
わたしはこの綱を握りしめ
かろうじて持ちこたえる毎日を生きる
それがあなたとの約束だからだ。