詩-119

こうしてまた 日は昇り

朝がやってくる

わたしはさながらボロをまとった甲虫か

死にかけの壁の羽虫のよう

ただし 時折ペンを置くことはあっても

あなたがこしらえてくれた

この虹色の輪から出て行くことはない

わたしの魂はこちらへそちらへ

行ったり来たりを繰り返す

朝日の力で体がしぼみ 目がくらんでも

わたしはこの綱を握りしめ

かろうじて持ちこたえる毎日を生きる

それがあなたとの約束だからだ。