天気のせいなのか、はたまた己に似合わずひとりでいるのが退屈(ヒマ)なのか、本日はやたらと意図して気持ちを荒ませているように思う(笑)。せっかくだからその調子のまま、書けることは書いておこう。
私は敬語が嫌いである。
なぜならこの世には、心底敬語を用いなければならないほどの尊敬に値する人は、ほとんどいないからだ。少なくとも私はそう考えちまう。
なので、そんな私が敬語を用いるとすれば、まず次のふたつのシチュエーションが考えられる。ま、とりあえずふたつってことね。
a)もうまぢであなたのことを尊敬しています、という相手であった場合。願わくば末永くお慕い申し上げたいという場合。
b)もうまぢであなたのことを嫌っております、という相手であった場合。願わくば金輪際あなた様とは関わりとうございませんという場合。
a)、これは素直である。純朴である。なので必要以上におかしな操作はしない、操作自体が存在し得ない。まあ、相手に自分のことを好きになってほしいという邪念はありますが(笑。すり寄ってるな~)。
b)、これは自主退避である。さりげなく、「おめえさんとは関わりたくねえでごわすよ」とアピールする手法である。要するに、興味がない。興味がないから言葉でもって壁を作る。ブラインドカーテンを下ろしちゃう。シャッとはいさようなら、みたいな。
自分は実際に、後者のような態度に出ることがたまにある。だから私が敬語を遣っているときは危険なときでもある…相当に怒っているか、軽蔑しているか、無視という最終兵器の一歩手前か。
そうやってね、故意に確信犯的に、無神経な人間を演じるのも「この私」なんだよな。そういう側面も、実はあったのねという。
興味を持った相手に対しては、基本的にタメ語だと思う。ただし年上の方にはそれでは失礼なので、「丁寧語+崩した表現とかジョーク」という定式で話しかけることが多い。
まあ何はともあれ、私が極端なまでに敬語表現を用いるようになったときは、相当程度に冷たい人間になっているときである。しかもそのことについて、私自身つい最近気づいたという有り様。いったい自分はどういう人間なのかしらんと、日夜いぶかしく思うばかりでございます。