詩-134

水晶ばりに気取った涙の雫のなかにいるのは

僕ひとり、ただ僕ひとり

 

19、20、21、22

我よ気をつけたまえ

若さとは縞模様の明瞭な腐肉

そこに戻るならば脚を引きずり込まれると思え

カンディンスキーか目玉の大きな黒とだいだい色のブリキ人形か

まさしくワイヤーで引っ搔かれたように景色は痛む

それで僕は悲しむ、

それからティーカップの底に沈んで 死んだ

YES

僕は死んだ、死んださ、死んじまったさ

あるいは死ぬだろうよ、死んだだろうよ、

死んでみてはどうかとぐるぐる回っただろうよ

導火線は燃え切ったのに爆弾はそのままだ、

止まって ふんだんに抱えて 生きてる

床だって焼け焦げたのに

 

水晶ばりに気取った涙の雫のなかに僕以外誰も見えない

こんなルーティンはうんざりだ

だから夏の太陽さんよ焼き切ってくれ、

こんな水分は軽く手を伸ばして フッと殺してくれたまえ。