詩-157

クルマから列車から
外を眺めちゃいけない
冬の雨降りの夜なんか
観察してちゃいけない

記憶なんかやめて
君を消すんだ
楽になることを 時には選んで
円錐形の先っぽに向かうように
吸い込まれればいい

君は誰だ、さあ誰だ
その問いかけこそ 大切だ
塗り直せ、壁と空とを塗り直せ
その真四角の窓の向こうに
何もないかもしれないし
何かがあるかもしれない
とりあえず 少なくとも 君の目には見えたのなら
息を大きく吸って 試してみる価値はある

消したまえ
戸惑いと疑念とを大盤振る舞いで
今こそ君を消したまえ。




Manic Street Preachers - Dead Trees And Traffic Islands