詩-158 蠢くもの

関わりなく

私の腹を掻き回し

自転する もの

大きな大きな蚤のような

邪悪とも 安らぎとも取れる

おまえ

 

おまえよ

私が悪かった

おまえを感知しない私は

おまえの体に傷をつけ

おまえを藁の束のように手荒に扱い、投げつけ

おまえを無視し

おまえの動きを阻み

日々 殺そうとしている

 

おまえは私を写す鏡

私はそこここに映った 赤や黄土のボロ切れ

なぜならば

行き先を失ったから

おまえを潰しにかかり

その息の根ひとつひとつを否定しようものなら

私自身が硬直するから

 

それだから

今日、せめて今日一日は

おまえに顔を向けてみよう

それだから

もう一度 遊びでも

チャンスをくれたまえ

 

私を赦せ

赦しておくれ

私のなかの 蠢くものよ。