『死に至る病』

死に至る病

真の死とは何か。

永遠性を信じないこと。

光を拒み、希望を絶つこと(絶望)。

神から分離すること。

つまりは、罪。

それも最も大きな罪。

一般的な意味での自殺とは異なる、クリスチャンにとっての、自殺と言えよう。

(そしてどんな形の死に方であれ、人間がこの世において物理的に死ぬというのは、あくまでも仮の死だ。真の死は、上にも記したように、ハマルティアつまり神からの分離であり、本来の自分を捨てることである。)

 

死に至る『病』の状態であることからして、罪。それは小さな罪の連なり。

そして、永遠性を獲得するための通過儀礼である物理的死を完遂しないこと、つまりおかしな言い方ではあるが『死を生き抜かないこと』、これがアンティ・クリマクスの言う『死を死ぬこと』なのだろう。