詩-171 私

夜の縦縞模様のなかで

黄金色の耳飾りが

きらきらちらちら黙って揺れている、

それが 私

 

白雲浮かぶ異国の青空、

一直線にそびえ立つラジオ局のタワーのように

嘘をつかずに言葉に向かい 溶け 入る

それが 私

 

あなたを岸壁の灯台みたいに白く建て

絶対に消させぬようにしておきながら

絹の衣の裾を翻して

あなたから身を弾く、

それが 私。