もうそろそろの時分です-15

グラスゴー市内の某教会。礼拝後。)

 

「マリヤさんとルイさん、なぜあなたたちはここにいますか?!」

「掌院。お疲れさまです」

「お疲れさまです司祭さま」

「質問の答え、聞いてないね。なぜあなたたちはここにいますか」

「掌院。私は右手でこれを差し出しますので、どうか掌院も右手でお受け取りください」

「何ですか」

「東京からお土産に持ってきたチロルチョコ

「私カークガードじゃないから右手出せないね。レッシングみたいに左手出すね。でも、もらいます。チョコ好き」

ヴィーガン用じゃないけどね」

「でも私チョコ好きね、もらう。ルイさんはチョコ好きですか」

「私、胃潰瘍だから食べられません」

「それは本当ですか」

「嘘です。さっき10個食べました」

「ルイさん、私のお友達になれるね。太る覚悟、必要だけどね」

「ところで掌院、奥さまのケガの具合は」

「ああー……、My wifeの問題ね……それはね……」

「お元気ならいいのですが」

「私にはwifeが元気なのか、実はちょっとわからないね」

「ん?それはどういうことですか」

「うーん。嘘は良くないですからね。実は私たちは離婚する予定なのです」

「へ?離婚?」

「She was having an affair、なのね。With some young priest from a local church」

「はあ?!はああああ?!」